ぺキチンの西安生ガイド

西安から長距離バスに乗ってみよう!漢中編

今回は、西安から長距離バスにのって漢中へ行く方法をご紹介します。

管理人のぺキチンは漢中が大好きで、一年に何度もバスに乗って行っております。この間も、名物の「ミーピー」と火鍋を食べに行ってきました。四川がもうすぐそこなので、西安で食べるより火鍋もおいしいんですよ~。

4月に行くと、一面の菜の花畑を一望できます。視界が全部黄色で埋め尽くされるという人生で初めての経験をしました。その美しさは素晴らしい!の一言に尽きますね。ぜひ皆さんも漢中に足を運んでいただきたい!

ということでバスの乗り方を説明します。

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<漢中までの道のり>

西安から漢中のバス乗り場までは、距離約260キロ、時間は4時間くらいです。日本の間隔だと結構な長距離ですよね。でも中国はとても広いので、中国人はバスで4時間なんてすごい近いって言います。感覚の違いは面白いですね。トイレ休憩が間に一回ありますし、バスにもトイレがあります。すごいきれいではありませんが、「緊急時でもトイレがある!」という事実だけでなんかホッとしますよね。

<バス乗り場>
西安には大きく分けて5つの長距離バス乗り場があります。西安市の東西南北に一個づつ、そして列車の「西安駅」のすぐ隣に一個ですね。その中でも漢中に一番行きやすいのが、西の方にあるバス乗り場です。中国語で「城西客运站」(チョンシークーユンジャン)といいます。

<「城西客运站」(チョンシークーユンジャン)>
このバス停までは、地下鉄が便利です。地下鉄1号線の「汉城路」駅をおりたらすぐのところにあります。地図でみるとこんな感じ

<切符を買おう>

バス乗り場はこんな感じ

入り口で荷物検査にものを通します。とくに何も言われたことがないので、何を見ているかは謎です。そこを入ったら早速切符を買いましょう。「自動券売機」みたいなのもありますが、それはICチップ内蔵の身分証を持っている中国人しか使えないので、外国人は基本窓口での購入になります。自動券売機ができたおかげで窓口の行列がだいぶ減りました。数年前は人が多い時で一時間とか並んだので大変でしたよ。

窓口に行ったら、「汉中(はんじょん)」「一个(いーが)」といってパスポートを出せば、一番早いバスの切符をくれます。次の日のやつとか、前もって買いたい場合も、時間を言えば買うことができますよ。

ちなみに切符はこんな感じ。

えっ、なんかイメージと違う、、、って思われる方もいると思いますが、こんな簡単な紙切れです。それを改札バスに乗る前のところで係りのお姉さんが半分切り取ってくれます。これは切り取られた後の切符ですね。

<切符チェック>

切符のチェックをする場所があります。ここで切符と一緒にパスポートを見せるように求められることがありますので、出しやすいところに入れておくのがおすすめですね。毎回ではないようです。入り口は何個もないので間違えることはないと思います。

<バスに乗り込みましょう!>

チェックを通り過ぎると建物から出て、バスに乗り込みます。西安からはいろんな場所にバスが出ているので、目的地別にいっぱい看板が立っています。その中から「汉中」(漢中)を探すわけですが、とても簡単です。漢中行きのバスは一番左端に大きく「汉中」とかいてありちょっと歩いて奥の方にあります。漢中行きのバスはほかの都市に比べて多いみたいです。

バスはこんな感じです

席はまあまあの広さで170センチの私でも足を延ばすことができました。快適でしたよ。西安から漢中までは長距離バスで約4時間です。飲食おっけいなので、ジュースや食べ物を買って食べながら外の景色を楽しむのは楽しいですよ。

一つ注意点。

飲食可能ということでほかの人もけっこう食べてる人が多いです。その中にはけっこうにおいにきついものもあってバス中がものすごいにおいのことがたまにあります。なのでマスクをもっていくのがおすすめです。というか個人的には必須アイテムです。参考にしてください。

それでは快適な長距離バスの漢中へ旅をお楽しみください。

今回、ぺキチンが食べた「漢中」の食べ物の一部

《凉皮》モチモチしておいしかったー。

《肉夹馍》肉がジューシーでした

《火锅》自分で具材を選んで食べる方式、食べ放題で25元(400円くらい)お得でした!しびれる味が病みつきになります。思い出しただけでも思わず唾が(ゴクッ)

ちょっと待ってください!漢中から帰ってくるときはどうすればいいんですか!?
おなじ要領で、バス乗り場で切符を買い、西安行きのバス停にのればいいですよ。バス乗り場のつくりはとても似ていますので、行って見れば分りますよ。

旅のご無事をお祈りしています。

ぺキチン