ぺキチンの西安生ガイド

西安人の朝ごはん!回族が作る水晶饼と胡辣汤を食べれる「豫兴龚胡辣汤」

リア 朝阳门 おすすめ度★★☆☆☆

目次
 ○アクセス
 ○店に入ると、、、
 ○お味は?

○アクセス

今日はめずらしく朝7時半にぱっと目が覚めた。
いつもはもうちょっと寝ているのだが、なんだか目がさえている。
珍しいこともあるもんだ。
せっかくだし、きょうは久しぶりに外で朝ご飯を食べよう。
といことで、今日は西安の地元の人が良く食べる朝ごはんを食べに外に繰り出した。
西安では朝食を外で食べる人が多い。朝食用のメニューもいっぱいあってとにかくやすいのだ。
だから朝から街はとても賑やか。
やってきたのは、朝阳门からちょっと入って5分くらい歩いたところにあるこちらのお店。

「豫兴龚胡辣汤」

お店の人が特徴的な帽子をかぶっているのが分るだろうか。おそらくこの人たちは回族という少数民族である。
西安には結構この回族のお店があって、代表的なのが「兰州拉面」というラーメンのお店。これがまたおいしい。

だから今回はこの回族のお店を期待を込めて選んだ。人も結構並んでいるし。

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○店に入ると、、、
店先で肉まんのようなものをこねて鉄板で焼いている。
あ、なんかこれおいしそう。
この肉まんっぽいやつは「水晶饼」というらしい。たいそうな名前がついている。どっからどう見ても水晶にはみえないけど、、まあ細かいことはいいか。
じゃあこの焼いてるやつ「水晶饼」を1セット、あとはそこの大きい鍋でぐつぐつやっているそのスープを一つ。
このスープが「胡辣汤」。
見た目は茶色くてちょっと不気味だが、味はどうなんだろう。ここのは初めてだからちょっとドキドキだ。
水晶饼が二個一セットを二つで2元(32円)、胡辣汤いっぱい6元(100円)
二人で132円。安い!これなら毎日でもいいくらいだ。
○お味は?
ものの1分もせずに運ばれてきた。はやっ!
見た目はこんな感じ。

手作り感満載だ。近所のおばちゃんが作って持ってきてくれるレベルだ。
まあ見た目は困難だけど、味はいかがかな?
どれどれ、ではさっそく水晶饼からいただきます。
パクリ
おおーー。なんかイメージと違う。ねちねちしたアンが入っている。これは肉ではない。よく見ると、春雨だ。春雨と小麦粉が混ざったようなものがアンとして入っている。
うーーん。香りはアクセントのニラがふんわり香っていい。
しかし、この食感と味は、、、はっきり言ってビミョーである。
何とも言いがたいねちねちとした食感、薄めの醤油味。
これが好きな人もいるかもしれないが、個人的にはあまり好きではない。
気を取り直して、こっちの胡辣汤をいただこう。

ズズズッ
ああーこっちはなかなかいける。
牛肉のだしがきいているスープだ。たまに牛肉も入っててうまい。具材はほかに、きくらげ、麩みたいなもの、ネギ、など。

栄養もありそうで力が湧いてくる感じがする。唐辛子のピリリとした辛さと山椒のしびれも心地よい。

これはけっこう癖になるかもしれない。
ズルズルとどんどん飲んで、一気に飲み干した。
ふーー。このスープはおいしくて良かった。

久しぶりに西安式の朝食を食べた。水晶饼はビミョーだったけど、胡辣汤はおいしかった。
今日のはビミョーだったけど、とこかにきっとおいしい水晶饼のお店はあるはずだ。絶対に見つけてやる。

そう誓った朝だった。

つづく