初めて中国へ行く時って中国のお金ってどんな感じなのか気になりますよね。
物価の感覚も分らないから、
どれくらい持ってればいいんだろう?
どんなシチュエーションでどのお金がいるんだろう?
とかいろいろ不安になることも多いと思います。
そこで今回は中国・西安在住の管理人ぺキチンが、中国のお金の種類や、それぞれのお金をどんなシチュエーションで使うのか、物価の感覚までご紹介します。
目次
中国のお金の種類は全部で11種類もある!
中国のお金には「紙幣」と「硬貨」があります。
「紙幣」100元、50元、20元、10元、5元、1元、5毛、1毛
「硬貨」1元、5角、1角
の全部で11種類です。
ちなみに日本のお金は
「紙幣」1万、5千、2千、千
「硬貨」500、100、50、10、5、1
全部で10種類なので1種類差で中国の方が多いですね。
日本語で元は「ゲン」、角は「カク」といいます。
中国語で元は「ユエン」、角は「ジャオ」と言います。
ビミョーな違いがややこしいですね。
これまたややこしいんですが、中国の日常会話では
「元」のことを「块(クァイ)」
「角」のことを「毛(マオ)」
というのが一般的なので、こちらも覚えておくと便利です。
中国元のレートは?
2018年9月現在、日本円を中国元に換金すると、大体1万円が600元くらいになります。
逆で計算すると1元が17元くらい、ともいえます。
レートを調べると16.3とか出てきますが、それはぼくら一般人の手に入る割合ではないので注意してください。
そこから手数料やらなんやらがかかるので結局1元17円くらいになってしまいます。
それぞれのお金を使うシチュエーションは?
ではそれぞれのお金を旅行や生活の中でどんなふうに使うのか具体的にご紹介します。
紙幣
100元(块)
実際に一人で食事するときや単体の買い物で100元を使う機会はほとんどないです。
日本で言う1万円札くらいの感覚ですね。
100元を使う状況は、例えば、
・大勢で食事した時
・ちょっといい食事をしたとき
北京ダック1匹(150元くらい)海外の料理や日本料理店(けっこう高い)
・ホテルの宿泊費
・大型の観光スポットチケットやデポジット
兵馬俑:150元 華清池:150元 大唐芙蓉园:120元 城壁の自転車のデポジット:200元(後で返ってきます)
などです。
50元(块)
・一般的な観光スポットのチケットを買う時、
鐘楼・鼓楼のセットチケット50元 城壁:入場が54元、自転車レンタルが2時間45元
・大勢で焼肉、火鍋などの食事をして、割り勘で払う時。
20元(块)・10元(块)
食事では一番使う機会が多いのが20・10元です。西安での食事は1人10-20元、高くて30元ちょっとがほとんどです。
5元(块)・1元(块)
5元・1元も旅行・生活共に活躍します。
・スーパーや食事の端数を払う
・市場で野菜を買う
・市バス地下鉄の運賃
特に市バスを利用したに乗るときには1元札を用意しておく必要があります。市バスは大体1回載ると2元かかるのですが、セルフで機械にお金を入れるシステムで、おつりが帰ってこないからです。
小さいお金がないと5元や10元を入れないといけなくなります。それは悲しいですよね。
5角(毛)・1角(毛)
これは旅行ではあまり使いません。たまに使って5毛だと思います。
中国で生活している人は、油断しているとこの小さい紙幣がどんどんたまって困ってしまいます。
特に「市場での買い物」は1毛単位の支払いが多いので、いつも「毛」を大量に準備して買い物に行きますね。
5・1毛での注意点は
めっちゃ汚い紙幣が多い!
ってことです。
においもきついし、どんな修羅場を潜り抜けた紙幣なんだろうって感じのものが多いです。
なので「毛」紙幣を触った後は手洗いを忘れずに。
硬貨
1元(块)
硬貨の1元は地下鉄に乗るときに大活躍します。
地下鉄は1回乗るとだいたい2~3元。
チケットの券売機は紙幣も使えるのですが、中国の紙幣はとても汚いことが多くて、読み取らないことがしょっちゅうあります。
特に後ろに行列ができているときにちっとも良いとってくれないと泣けちゃいますよ。
そんな時にコインの1元があるとスムーズにチケットを買うことができます。
でもその一方でコインは紙幣に比べて重い。あんまりたくさんは持ちたくないんですよね。
日々このジレンマに悩んでいます。
5角(毛)・1角(毛)
5毛と1毛は日頃からあまり使わないしてに入らないのですが、たまにおつりで「毛」が出た時にコインで返ってきます。
1元に比べれば軽くて財布にも入れやすいし、そしてきれい。紙幣の5・1毛みたいに汚くありません。
なので結構気に入って使っていますよ。
中国のお金の裏の絵
そういえば、ちょっとマニアックなネタになるんですが、中国の紙幣の裏には、それぞれちがう絵が描いてあるんです。
一個づつ紹介していきますね。
・100元
最も大きい紙幣の裏ですから、その国にとっても大事なものが書いてあるはずです。
100元の裏のこの絵は何でしょうか。
それは「人民大会堂」です。日本でいう国会議事堂みたいなものですね。
政治の中心ちが描かれていました。
やはり、中国にとって政治はとても大事なもののようです。
・50元
50元のこの絵は何でしょうか?山の上にそそり立っていますね。
これは「」です。
・20元
・10元
・5元
・1元
・5毛
・1毛
まとめ
いかがでしたか?
中国の紙幣・全11種類とその使うシチュエーションをご紹介しました。
まあ、あくまでも私ぺキチンの感覚で説明したので、中国に来てから、
なんかぺキチンが説明してたんと違う!
ってことになるかもしれませんが、そこはすいません。
物価は中国国内どこに行ってもそんなに変わらないと思います。
上海や北京などの大都会は交通費が若干高いので、お金が無くなるのも少し早い気はしますが。
ということで、次回の中国旅行や出張の計画に役立てていただければ幸いです。
ちなみに!なんですが
これまで中国のお金を一挙ご紹介しといて何なんですが、
実際、お金をごちゃごちゃ持つのはめんどくさいです。
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