中国西地域の美味しいものを集めたグルメストリートが「イスラム街」。
西安周辺の地元の美味しいものを集めたスポットが「袁家村(ユエンジャーツン)」です。
「袁家村」は西安市内からバスで1時間くらい言ったところにあるので、ちょっと気合を入れないと行けないのですが、実は西安市内にも「袁家村(ユエンジャーツン)」で売っているものを食べれるフードコートがあるんです。それが【袁家村体験地】。
市内のいろいろな場所にありますが、主には
・小寨赛格购物广场
・雁塔南路银泰城(大雁塔の少し南)
などにあります。現在いろんなところに新しくできているので、見つけたらぜひそこで食事してみてください。
今回は小寨赛格购物广场にある【袁家村体験地】の様子、食べられるものをどんどん写真と一緒に紹介していきます。
店内の様子
フードコートの入り口はこんな感じ。右側のカウンターで現金をここだけで使えるカードにチャージする必要があります。お金を渡すと自動的にその分がチャージされたカードをくれます。最後にまたカードを渡すと残っている分を現金で返してくれます。
大人気の「びゃんびゃん面」にはいつも人だかりがすごいです。
今は金曜日の午後5時くらい。すでに人でごった返しています。客層は旅行客というよりも地元の人がショッピングのついでに来てるって感じが多いです。
袁家村のグルメ
まずはさっき行列が並んでいた西安の名物「びゃんびゃん面」です。この「びゃん」の字は普通の辞書には載っていない独特な字で、パソコンでも打てません。
唐辛子に油をかけて、上にはもやし、ニラ、豚肉、トマトと卵の炒め物がすこーし乗ってます。1杯15元(250円くらい)普通の麺に比べてちょっと高め。
びゃんびゃん面の特徴は何といってもこの麺の太さ。10センチくらいはあります。
こちらは手で伸ばすチーミエンというやつです。おばちゃんが一本一本愛情込めて手で伸ばしています。
出来上がりはこんな感じ。ネギと唐がらしに油をジュワッとかかって香ばしく、麺も麦の香りとつるっとしたのど越しが最高です。
麺が大量にゆであがっていますね!こちらの黄色っぽい麺は、饸饹というんですが、いわゆるそば粉で作った麺のこと。日本のお蕎麦とはまた違う独特の香りがして、ツルツルシコシコの麺がとてもおいしいです。
ここではスープありとスープなしを選べます。(中国語でスープありがほしければ「汤的」,スープなしがよかったら「干的」といいます)これはスープなしのやつです。
こちらは牛肉を練りこんで多めの油で揚げ焼きした牛肉パイのようなものです。
サクサク生地に牛肉と山椒の香りが相性抜群!
中には牛肉の餡がしっかり入っています。
これはちょっとわかりづらいのですが、手作りの豆腐です。大きな窯から豆腐をすくって、そこで酢や醤油と合わせてくれます。
出来立ての豆腐はプルプルでとてもおいしいです。
これは「麻辣米线(マーラーミーシエン)」というやつです。これはなぜか小寨の体験地では食べられないもので、大雁塔の南の方にある「银泰城」というデパートで食べました。米粉で作った麺が独特の食感でとてもおいしいです。
夫婦二人ならでこれだけ食べたら結構満足できちゃいますよ。
【袁家村体験地】にはちょっと不思議な食べ物もいっぱいありますが、それは次回のお楽しみ。その②へどうぞ!