ヤフーニュースを見てびっくりした。
米ニューヨーク・マンハッタンで11日午前7時20分(日本時間11日午後9時20分)頃、中心街の「タイムズスクエア」に近い地下鉄駅構内で爆発があった。
ニューヨーク市警の発表では、手製の爆弾を所持していた男が爆発させたという。
ニューヨークの地下鉄で爆発があったなんて!
NYの市長は「明白なテロ行為だ」と批判しているそうだ。たしかにそうかもしれない。
「テロ」とはなにか。ウィキペディアにはこうあった。
テロリズム(英語: terrorism)とは、政治的目的(政権の奪取や政権の攪乱・破壊、政治的・外交的優位の確立、報復、活動資金の獲得、自己宣伝など[1])を達成するために、暗殺・暴行・破壊活動などの手段を行使すること、またそれを認める傾向や主張。
これを見ると、人が死んでいるかどうかはかかわりなく、暴力的な手段で何かの目的を達成しようとしたら、もうそれはテロであることが分かる。
今回は爆発の影響が大きくなかったために死者は出なかったみたいだが、本格的なものだったらどれだけの人が犠牲になっていたかと思うとぞっとする。
それで少し気になった。
今年2017年の一年間で世界中ではどれだけのテロ行為があったんだろう。
「2017年」「テロ」と入力すると出てきたのはこのページ
「PSIA公安調査庁」のサイトだ。
http://www.moj.go.jp/psia/terrorism/index.html
ここにはこの一年で世界中で起こったテロ行為がまとめられている。みてみて思わず目を疑った。そんなまさか。
<スポンサーリンク>
2017年に起こったテロの数は優に100を超えているのだ。
全然知らなかった。ニュースで大きく取り上げられたから知っているものもあったが、まさか見えないところでこんなにテロがおこなわれていたとは。
やはり特に中東地域でおこっているものが多かったが、フランスやフィリピンなどのアジア圏のものも少なくない。大きな組織が関わっているものもあれば、個人的にやった人もいる。
しかもこれは11月までの統計で、今回のマンハッタンの事件は計算されていない。
12月中もおそらく私たちの知らない場所で、テロ行為が行われて数は増えていくんだろう。今年中には、さらにおおくのテロ行為が世界中で行われるかもしれない。
人は基本的に平和を望むものだとおもう。しかし、周りの環境や触れ合う人々の影響を受けて人は変わってしまう。
「このテロ行為の背後には何があるんだろうか」
「何がこの人たちを駆り立てているんだろうか」
「この先どうなっていくんだろうか」
考えさせられる事件だった。