「中国には反日感情を抱いている人もいるんでしょ?」
「西安へ旅行に行っても大丈夫なんだろうか?」
「反日感情の強い人にあったらなにか悪いことをされないだろうか?」
こんな心配をする方もおられると思います。
そこで、西安に5年ほど実際に住んでみて感じたことをお伝えしたいと思います。
まず結論から言うと、
大丈夫です!心配ありません!
西安の人は基本的に外国人にはとても親切です。
表面的に感じることもありますが、基本笑顔で接してくれたり親切を示してくれます。
日本人って雰囲気ですぐにわかっちゃうみたいです。顔は同じような顔をしているのになんか不思議ですよね。
話を聞く時にうんうんとうなづくとか、柔らかい雰囲気を醸し出しているようです。
なので西安に来たばかりの頃はすぐにばれてましたね。
日本人かって聞かれたり、中国人じゃないだろ?と言われたり。
それで西安で地元の人が私を日本人だと知った後どんな反応をしたか、その反応をご紹介したいとおもいます。
①握手を求められる
これは私も意外だったんですが、一番多かったのはとても喜ばれたり、握手を求められたりしたことです。
「えー!日本人!?握手してもらっていいですか?」なんだか芸能人にでもなったかのような気分でしたね。笑
これは大学生などの若い人たちに多いのですが、みんな日本の漫画が大好きです。
「ワンピース」や「ナルト」、「ブリーチ」などのメジャーなのはもちろんのこと、わたしたちが知らないマニアックな漫画もよく知っています。
これほど漫画という文化が発達している国はほかにあまりないので、中国の若い子たちは日本をとてもリスペクトしているんです。
さらに日本の電気製品や車は西安でも大人気です。
特にトヨタや本田などの車、象印などの炊飯器や水筒、ユニクロ、無印、などが有名ですね。
日本製品はとてもいい!といってほめてくれる人がたくさんいます。
べつに私が作ってるわけじゃないけど、まあ、ありがとっとお礼を言っておきます。
そんな感じで、握手を求められないまでも、日本が大好きだという人がほとんどなので安心していただいていいと思います。
②政治的な質問をしてくる
一部の40-60代のおじさんたちのなかで
「尖閣諸島は日本の物だと思うか?中国の物だと思うか?」
「今の日本の首相についてどう思うか」
などの政治的な質問をしてくる人たちがいます。
政治や歴史に関心がある人ですね。こういう人はだいたい話が長くなるタイプです。
タクシーの運転手や、お店の店長さんなんかに多いです。
討論を始めちゃってもいいですが、あまり関わらないほうが無難です。
あまりに討論が白熱してけんかになったり、タクシーをおろされたりとめんどくさいことになるので。
政治的な質問をしてくる人たちに会ったときの対処法
・あまりそういう話題には関心がないことと伝える
・中国語がわからないフリをする
・その人の家族について聞いてみる
などをします。
中国人は自分の家族のことを語るのがとても好きなので、いろいろ聞いてあげるとしゃべってくれます。
見ず知らずの人にもしゃべってくれるので面白いですよね。
ほんの一部ですが、そういう人がいますので、もし出会ったら上手に対処していただければと思います。
③恥ずかしそうにする。
これは、農村から都市に出てきて外国人にあったことがない、という人の反応ですね。
こちらが日本人だと分かるととても恥ずかしそうにしたり、緊張したりします。そんな反応を見るのも面白いですよ。
④怖がられる
たまーーにあるのが、こわがられるという反応です。
こちらではテレビ番組で戦争のドラマあるのですが、よく日本の兵隊が人をいっぱい○すシーンがでてきます。
それを見た心のピュアな人たちは、日本人は怖い人たちだと思ってしまうんです。
それと、ただ単純に外国人にあったことがないので緊張しているだけ、といこともあると思います。
少し考えればわかるだろう、とこちらは思ってしまいますが、やっぱり怖いみたいですね。
かわいそうな気もするし、申し訳ない気もするし、複雑な気持ちになります。
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まとめ
いかがでしたか?
今では私が西安に来たばかりのころに比べて、外国人がどっと増えたように感じます。
ふえるにつれて、周りも慣れてきたのか、日本人だと分ってもすごい喜んでくれたり、びっくりされたりするケースも減りましたね。
今でもたまにありますが。
こんな感じで西安の反日感情について考えてみました。
全体的に西安はとても住みやすく、人はみんな親切です。日本人だという理由で不自由を感じることはほとんどありません。
安心して西安に遊びに来ていただければ嬉しく思います。
ぺキチン