突っこみどころ盛りだくさん!西安の遊園地へ遊びに行こう!「兴庆宫公园(しんちんごん公園)」

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エリア:交通大学、兴庆宫公园 おすすめ度:★★★★☆
西安には兵馬俑や、華清池、博物館のような歴史に関する観光スポットが多く、それらが有名だろう。
でも天気がいい日には公園でゆったりするのもとても気持ちがいい。さらに西安には遊園地だってある。しかもそれがとってもユニークで楽しめるのだ。
日本には数々の大きな遊園地がある。ディズニーランド、富士急ハイランド、ナガシマスパーランドなどの名だたる遊園地を想像した方は、、、うん、まあいい
こちらの遊園地は入場無料なところもあるのでぜひ行ってほしいと思う。
そんなユニークな遊園地の一つ、「兴庆宫公园」(しんちんごん公園)に行ってきた。
突っ込みどころ満載のユニークな遊園地!「兴庆宫公园」(しんちんごん公園)
1植物エリア
2オリジナリティーあふれる乗り物たち
3よく見ると怖い顔のぞうさん
4観覧できない観覧車
5評価・施設情報

1植物エリア
今日の天気は、、、微妙。時は4月、春真っ盛りだ。
公園内は、植物エリアと遊園地エリアに分かれていて、ゆったりと散歩を楽しみたい方は植物エリアの方へ行くといいだろう。
季節の花が咲いていてとてもきれい。今回はチューリップが一面に咲き乱れていた。
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ウエディングドレスを着て結婚の写真を撮るカップルがいたり、プロのカメラマンっぽい人が望遠鏡のような望遠レンズで花をとっていたり、子連れのおじいちゃんおばあちゃんが子供に引っ張られていたりする。
そんな人間観察も面白い。
2オリジナリティーあふれる乗り物たち
とふらふら歩いていると、遊園地エリアにたどり着いた。
個性あふれる乗り物たち
こ、これはなんだ!!
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見るからに楽しそうな緑色のキャラクターがセンターに陣取ってその周りをぐるぐる回る乗り物だ。なんかキャラ濃いなー。色の使い方が中国っぽい。
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こちらはお化け屋敷か何かだろうか。炎に包まれた骸骨が上から微笑みかけている、なんか怖いというよりも面白い感じだ。気になる。
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こちらは水ののうえをくるくる船で回り、船に装着されている水鉄砲で中心のなにかを狙って打つことができる。子供たちに大人気のアトラクションだ。
子供たちが息をとめて打ち抜く中心には何があるのかよく見ると。
うわー、いいのかこれ、公然わいせつ罪で訴えられないのか?と一瞬おもわせる人形。
なんかしょんべん小僧の劣化版みたいでおもしろい。
3よく見ると怖いぞうさん
公園っぽい遊具のあるエリアにきた。子供たちが楽しそうに滑り台で遊んでいる。と思いきやよく見ると結構いい年した大人たちが半分くらい混ざっている。そんな子供の心を忘れていない人たちに出会えるのも西安のいいところだ。
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まあ、よくみるぞうさんの滑り台だ。
「キリンさんが好きです。でもゾウさんがもっと好きです」なんていう宣伝もあったように子供たちはやっぱりゾウさんがすきなのか。
とおもってちょっと近寄ってみてみると、
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なんかこのぞう、目が怖い!
滑り台で遊んでいる人に見えないのが不幸中の幸いだが、よく見ると本当に目が怖い。もうちょっとかわいい感じに書いてあげればよかったのに。
なんかインドの宗教に出てきそうな画風だ。子供たちの集まる場所であえてそんな画風を選ばなくても、とは思うが、まあみんなが楽しかったらそれでいいか。
4観覧できない観覧車
遊園地の最大の楽しみの一つは観覧車だ。私は、絶叫系のアトラクションもすきだが、観覧車も大好きで、あの一番上に行ったときに上から一望できる景色を楽しみに大体いつも乗る。
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そしてここの公園でも観覧車があったので友達と一緒に乗ってみることにした。
確か一回20元(320円)だったと思う。
まあちょっと小ぶりではあるがそれでも上からの景色は公園を見渡せてさぞきれいだろう。
お金を払っていざ乗り込んだ。
だんだん上に上るにつれてテンションが上がってくる。どんな景色が待っているんだろう。
と窓の外を見た瞬間、目を疑った。
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見えない、景色が全く見えない。
そう、窓ガラスが汚くて景色が見えなかったのだ。おそらくもう何日も吹いていないんだろう。夕日が窓に着いたホコリに反射してすべてがぼやけて見える。
なんでやねん!観覧車なのに観覧できないなんて、、、
空気が汚い日が続くとこうなってしまうのか。つくづく突っ込みどころの多い遊園地である。
ちょっとがっかりして、まあいいやと思って、下まで降りてきたら、係りのおじさんはドアを開けに来てくれない。「降りたい」とジェスチャーで伝えるとなぜかピースをしている。
いやいや、別にあんたの写真を撮りたいわけじゃない。おりたいんだって。と大声で叫んでいたら
おじさんが言った。
「もう一周だ」
そう、この観覧車、2周できるのだ。
うわーこの2周目いらないー、1周にして値段半額にしてほしいわー
とか思いながら、さらにもう一周汚いガラスに日光が反射する様子を観察し、やっとのことで降りることができたのだった。
なぜか知らないが、息が上がっていた。
それからもう一度植物エリアでゆっくりいやされてから、帰途に就いた。
西安の遊園地は突っ込みどころ満載で面白い。ほかにもいろいろあったがここでは紹介しきれない。皆さんもぜひ実際に言っていろんなところに突っ込みを入れていただきたい。
日本のディズニーランドにいきたいなー
とふと思った一日だった。
つづく
5評価・施設情報
おすすめ度 ★★★★☆
個人的にはとっても好きな場所。ぜひ皆さんにも行ってほしい。おそらく癖になる人続出に違いない。でも好き嫌いが分かれるかもしれないから星4つで。
施設情報
「兴庆宫公园」(しんちんごん公園)
住所:陕西省西安市碑林区咸宁西路55号
アクセス:西安の中心部钟楼から
路線バス「45路」に乗って「兴庆公园」で降りてすぐ。約30分
     地下鉄で
     地下鉄3号線咸宁路(しえんにんるー)駅から西の方向に歩いて約15分
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