以前、大雁塔の近くの北京ダックを食べようとしたら、あんなことになっていたので、、、
(気になる方はこちらの記事をどうぞ)
北京ダックを食べたい願望がマックスになっていた私ぺキチン。
ついにきましたよ。北京ダックを食べれるこの日が。
ということでやってきたのは北門の近くの北京ダックのお店「老铺烤鸭」です。
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直訳したら「老舗北京ダック」
あいかわらずストレートなネーミングでスカッとしますね。お店の目の前ではおじいちゃんとおばあちゃんが日向ぼっこ。
では早速入ってみましょう。
午後4時くらいに行ったので席はガラガラ、ほぼ貸し切り状態です。やったー。
とりあえず北京ダック一匹を大人っぽく注文!
といっても一匹で2000円ちょいなんですよ。
そして北京ダックが焼けるのに時間がかかるようなので、ちょっとつまむものを注文。「麻婆豆腐」と「山菜の盛り合わせ」です。
さっそく山菜が来ました。
おおーほんとに高く盛り上げられている!「白い巨塔」ならぬ「緑の巨塔」ですね。
では頂きま~す。
うん、ちょっと酸味がきいてさっぱりな感じで前菜にはぴったり。胃の調子を整えてくれます。また山菜独特のふんわりな香りが口いっぱいにひろがり、秋を感じさせてもくれます。
そして麻婆豆腐が到着。
ここのやつは石焼麻婆豆腐ですね。
グツグツいわせいながら来ました。真っ赤で辛そ~~、だけどおいしそう。思わず唾を飲み込みます。
ではいただきます。
おおー、ピリリとした辛さとしびれる山椒が香る辛さ。これこれ!これが本場の麻婆豆腐だ。舌がひりひりひり。でも個人的にはちょっと塩気が足りない感じもしなくもないかな~ということでこの麻婆豆腐は要改善です。
とかなんとか麻婆豆腐に採点をしているうちに、北京ダックが運ばれてきました。ここでは専属のコックさんが丸焼きの状態から切り分けていく様子を見せてくれます。
さすがプロ。
見る見るうちにダックが食べやすい大きさに解体されていく。そしてダックの形をしたさらに盛り付けられていきます。
でもなんかよく考えたら、ちょっと残酷な感じ、、、とかそんな難しいことは考えずにさっさといただきましょう。
肉と皮を切り取った残りの部分は、自分で持ち帰るか、スープにするかを選べます。私は持ち帰ってもしょうがないからスープにしてもらいました。ある人は持ち帰って丸揚げにして食べたり、自分でスープにして食べたりしているみたい。
付け合わせのたれと薬味、包む皮とすべてがそろいました。
この甘味噌つけダレには2種類ありました。
一つはゴマのペーストがおしゃれに混ざっているみたいです。真ん中には砂糖も置かれていて、さらに甘ーく食べたい人は使えます。
では早速いただきます。
皮を一枚手に取って、肉を甘たれにつけて載せます。そして薬味をちょびっとオン!
これをくるっと巻いてパクリ!
おお~、そうそう、これだよね。うまい!
ダックのパリッと焼かれた皮に上品な甘さの脂肪が素晴らしい。そしてジューシーな肉の部分と甘味噌のたれは相性抜群。最後に薬味のネギががふんわり香り後味さっぱりに仕上げてくれます。皮、肉、たれ、薬味の素晴らしい4重奏。至福の瞬間です。
2週間ほど待たされたかいがありました。本当においしいです。
食間には運ばれてきたダックスープをいただきます。
白濁スープは見た目よりもさっぱりしてて、北京ダックの油を口の中からサラッと流し去ってくれます。うん、これもさっぱりしておいしい。ゴクゴクいけちゃいます。
山菜と麻婆豆腐も交互にパクパク、おなか一杯になりました!
北京ダックでおなか一杯になれるなんて、日本でやったらとんでもないお金かかりますよね。でもここでは1匹2000円くらいで食べれます。今回は3人で来たので、一人で割ったら700円弱。日本のお得なランチよりも安い!
みなさんも西安へ来たらぜひ北京ダックをお試しあれ!
ごちそうさまでした!