中国旅行に行くと痛感するのが、日本で使えるものがいろいろ使えない!ということ。
それはスマホのアプリも同様です。連絡用のSNSとか、ネット検索のブラウザとか、地図アプリとか、使えないものが多くて困ってしまう経験をよくしました。
なのでこの記事では中国旅行で役に立つ便利なスマホアプリを紹介します。
目次
①翻訳アプリ 「有道翻译官—107种语言翻译」
「有道翻译官」は翻訳アプリです。とあるブログを見ていてはじめて知って、使ってみましたがとっても使いやすくて感動です。
まずこのアプリのすごさは、音声翻訳の精度の高さ。
日本語でいろいろな言葉を入力してみましたが、ほとんど正確に聞き取って翻訳してくれました。そして翻訳したとたんにすぐにそれを音声で言ってくれるのです。
注意点としては、ネット環境があるときじゃないと使えないというところです。中国で使えるシムカードか海外用の携帯型Wi-Fiルーターなどを用意して使ってください。
ホテルであればだいたい無料のWi-Fiを提供していますので大丈夫だと思います。
中国ではホテルやバスや電車のスタッフで英語がほとんどしゃべれない場合がおおいので、「有道翻译官」が大活躍すること間違いなしです。
有道翻译官の使い方一例
実際に使ってみました。こんな感じです。
- 语音をタップ
- 上の赤丸をタップして言語を選択。下のマイクボタンを押して何かしゃべれば翻訳できます。
- 言語を選択できます。左に日文-日本語。右を中文-中国語で。
- 自動で翻訳して、音声で話してくれます。
- 早口言葉も中国語の翻訳はばっちり正確でした。
②地図アプリ 「百度地図」
百度地図はその名の通り地図アプリです。
百度(Baidu)は、中国のGoogleのような会社で、中国国内の検索エンジン市場では最大のシェアを占めています。日本ではnaviのように便利に使えるグーグルマップですが、中国ではいろんな機能が使えません。
(VPN環境であれば使えます。)
なので、GoogleMapの中国版である「百度地図」が大活躍します。今いる位置から目的地を設定し、最短で行ける方法を教えてくれますし、バス、地下鉄、タクシー、自転車、徒歩など、方法別で調べることができるので、とっても便利です。
中国で人に道を聞くときは、このアプリを使うと表示が中国語ですし、伝わりやすいですよ。
百度地図の使い方
「百度地图」の使い方を一部ご紹介します。
- トップ画面はこんな感じ
- 出発点と目的地を選ぶこともできます。
- 検索結果が表示されます。
③ホテル・航空券予約アプリ 「Trip.com」
Trip.comは中国国内のホテル、航空券、列車の予約アプリです。もともとはCtrip(シートリップ)というアプリでしたが、日本語版は最近Trip.comに変わりました。
運営している親会社が中国の会社あって、ホテルの充実ぶりはほかのサイトと比べても群を抜いています。もちろん価格もぶっちぎりに安いことが多いです。
また、日本から前もってホテルや航空券・列車を予約するのにも使えますし、今現在中国国内の列車をクレジットカードで予約できる唯一のアプリだと思います。
そんなこんなで中国旅行が好きな人には必須のアプリでもあります。
中国生活をしている私ぺキチンも、良く「Trip.com」でホテルを予約しています。結局ここが一番安い、ってことがほとんどだから。
デザインもとっても使いやすくて見やすい設計ですよ。
Trip.com アプリの画面
- トップページ
- ホテルの検索画面
- 航空券の検索画面
④SNSアプリ 「WeChat」
WeChatはいわゆるLINEような、SNSアプリです。
中国では日本でみんなが使っているlineやTwitter、フェイスブックなどがすべて使えません。(VPNがあれば使えますが、最近規制が厳しいので不安定です。)
さらに中国の人たちもみんな国民のほぼ9割くらいが連絡を取りたいときはWeChatを使います。
なので、確実に日本の家族や友達と連絡をとりたいときは、お互いのスマホに前もってWeChatをインストールして、アカウントを作っておくことをおすすめします。中国のSNSアプリですが、ウイルスに感染したり、広告がバンバンでたりはしませんので安心してください。
また、中国で友達ができた時などもこれがあればスムーズに連絡先を交換することができますよ。旅行をもっと楽しむためにも、「WeChat」は必須アプリだと思います。
「WeChat」の画面
WeChatの画面をちょっとだけ紹介します。最初から日本語表示ですし、使いやすいです。
- 起動画面はなんかロマンチック
- 最初はこんなチャットの履歴がずらり
- チャット画面はこんな感じ
⑤検索サイト 「Bing」
「Bing」はアプリというか、GoogleやYahoo!のような検索サイトなのですが、これも日本で設定しておくと便利です。
中国ではGoogleの検索が使えなかったので、今まではYahoo!で検索していました。
でも最近ではヤフーの検索も規制がかかって使えなくなりました。
どうしよう!と思っていろんな検索サイトを試してみたのですが、一番使いやすくて、表示速度が速いのが「Bing」というサイトでした。
「Bing」にはいまのところスマホアプリはないのですが、トップページをスマホのホーム画面に貼り付けることでアプリのように使えます。
そこで、日本にいる間にスマホのインターネットのブラウザで「Bing」のトップページを開いておいてスマホのホームに設定しておくと、すぐに検索サイトが開けてとても便利です。
これは中国に来てからでも設定はできますが、bingのトップページのURLを入力するのが個人的にめんどくさかったので、おすすめしました。
「Bing」のトップページをホームに設定する方法
「Bing」のサイトをモーム画面に設定する方法をご紹介します。今回はiPhoneでやっていますが、Androidでもできますので、やってみてください。
- 検索画面で「bing」と入力すると、サイトのURLが出てきますのでそこをタップ。
- 「Bing」のホーム画面です。下の赤丸のボタンを押すと
- こんな画面になりますので「ホーム画面に追加」をタップ
- 右上の「追加」をタップ
- こんな感じにホーム画面に出てきます。
まとめ
いかがでしたか?
中国旅行の前にインストールしておきたいスマホアプリ〇選をお届けしました!
①翻訳アプリ-有道
②地図アプリ-百度地图
③ホテル・飛行機・列車予約アプリ-Trip.com
④SNSアプリ-WeChat
⑤ネット検索サイト-Bing検索ページの貼り付け
でした!
中国旅行をより快適に楽しむためにご活用ください!中国ってネットが安定しないですし、前もって日本にいる間にダウンロードするのがおすすめです。