思い出します。
小さい頃、、、
公園の砂場、、、
みんなが楽しそうに砂の山にトンネルを掘っていた、、、
でもぼくはただ一人、隅っこでバケツに砂を入れてはそれをぶっちゃける、という陰湿な遊びを繰り返していたあの日
小学生になり、、、
遠足のグループ決めは仲良し通しで自由に!ああーあれ、嫌だったな。
若干7歳にして、最後に残る恐怖と戦ってたあの頃
大人になっても、、、
仕事仲間が最近話題の漫画について楽しそうにしゃべっていた。
あ、それ自分も最近はまってる、、でもただただそばで聞いているだけ。
あの一言が!一言だけ言えれば、もっと人生楽しかったろうに!
そんな後悔ばかりしているのは私だけでしょうか?
その一言とは!?
そう
「仲間に入れて~」
です。
その一言だけ言えたら、砂場遊びも、遠足も、仕事場ももっと楽しくなっていたはず!
こんな経験ありませんか?
それで私は思いました。
<チャンスがあったら仲間に入る!これからは勇気を出して生きるんだ!>
とまあ、そんな感じでやってきたわけですが(なんの話なんでしょう?・・・)
中国に来てびっくりしました!中国では「仲間に入れて!」が必要ないんです。
いったいどういうことかを説明します。
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中国でのびっくり体験
あるとき、友達と大学のバスケットコートで、バスケをしておりました。ボールは一つ、仲間は5人くらいいたでしょうか?熱い夏の時期だったかと思います。
いきなり試合、というよりはまずは適当にシュートをしながらワイワイやっておりました。
すると、中国人の大学生がひとり、離れたところから僕らの様子を見ているのに気づきました。
仲間に入りたいんかなーと思いましたが、声もかけずほったらかしにしておいたんです。(今思えば、ひどいですね)
でも気づきました。
遊んでいると、その人がだんだん近づいてきたんです。
え、どうするんかなと思ってみていたら、その人。
自分の方にボールが来ると、走ってそのボールをもって、庶民シュートを放ったのでした。
知らない人たちのなかで、そんなようやるなーと思ってみていたら、彼はシュートを放った後も、さも僕らとやっている一員かのようにその場にいつづけ、その後も、ボールが転がってきたらシュートしたり、積極的にリバウンドを取りに行ったりしていたのでした。
えーー、なんか入ってきたーー!
まあ、べつに、いいけど、、、なんかサラッとはいってきたなー、、、
ちょっとびっくりしたのを覚えています。
僕らはそのままそこで、その子を交えて3オン3で遊んだのでした。
あとで中国人の友達に聞いたら、「知らない人たちの輪に入るのはそんなに苦じゃない」とのことでした。
別に「入れて!」とかも言わずにサラッと入るよ、、、と
面白いですよね。
けっこうその辺でバスケやってた人たちも、その場に集まった人たちでやっているだけで、実は全然お互い知らない人たちの集団だったり。
中国人って、知らない人と会話したり、いろんなことを一緒にすることに日本人ほど抵抗がない!
ことを肌で感じました。
それはバスケに限ったことではありません。
公園で踊っている人を見たことがありますか?中国語で「広場舞」(ぐあんちゃんうー)ってやつですが、、
あれもみんな、友達同士でやっているというよりも、少人数でやってるところに知らない人たちが加わって、いつの間にか大きくなっている、という場合も多いんです!
それが、100人や200人なんて規模になってるからびっくりしますよ。
というわけで、前置きが長くなりましたが、中国を100倍楽しむちょいテクは、「入~れて」も言わずに、みんながやっている何かにサラッと参加してしまう!
です。
本当の地元の人に触れ合える喜び。
日本では味わえない大人数で何かよやる高揚感。
一期一会の味わいを経験できちゃいますよ。
ふらっと参加できるおすすめの活動
①集団ダンス、太極拳
②卓球
③バスケ
①集団ダンス、太極拳
集団ダンスをやるのは主に夕方から夜にかけて、、、場所は公園やショッピングセンターの前の広場など、実際、広い場所があればどんな所でもやっています。
最近では、ダンスミュージックの音量があまりにも大きいので、夜遅くはできなくなりました。でもほんと、中国人は賑やかが大好物です。
太極拳は主に、朝ですね。公園の静かな場所でやっていることも多いです。ただ趣味くらいでやっているときもあれば、専門の先生がいて、ちゃんと教わってやっているような本格派たちもいますね。
そんな人たちを探して、朝の公園や夜の広場を歩いてみるのはすごい面白いですよ。
②卓球
卓球王国と言われる中国では、いたるところに卓球があります。
公園や大学の構内、ショッピングセンターや道端にも、、、え、こんなところに!?ってとこにあることも。
そして、卓球をやっている人たちのレベルも半端ありません。
特におじいちゃんやおばあちゃんが若い子相手に普通にスマッシュを放っている様子は圧巻です。
タンクトップに鉢巻を巻いている本格派のおじいちゃんに何人もの若者が挑んでいる様子もよく見かけます。
卓球に自信のあるかたは、そういうおじいちゃんやおばあちゃんに挑んでみてはいかがでしょうか?
日本から来た!っていうと、喜んで相手をしてくれますよ。
你好!(にーはお!) こんにちは!
我 是 日本人 (うぉ しー りー べん れん ) 私は日本人です
我 是 从 日本 来的(うぉ しー つぉん りーべん らいだ )私はにほんから来ました。
我 喜欢 乒乓球 (うぉ しーふぁん ぴんぱんちう) 私は卓球が好きです。
こんな感じで近づいてみてはいかがでしょうか?
③バスケ
そしてバスケもお勧めです。
中国ではNBAがすごい人気で、若い男の子たちは卓球よりもバスケが好きな子たちのほうが多そうです。休み時間や放課後には、毎日のようにバスケをしていますよ。
がっつり試合しているところには入りにくいですけど、まだ遊んでて、メンバーがそろっていなさそうなところに、「いれて」を言わずにサラッと入っていくことをお勧めします。
スポーツなら、言葉が通じなくても大丈夫!とくに若い子は日本や日本の漫画だいすき!な子も多いので、こちらが日本人だと分ると敬意を払ってくれます。
まとめ
いかがでしたか?
言葉も文化も違う、異国の中国で、簡単に異文化交流ができちゃう、中国旅行を100倍楽しむテクニックをご紹介しました!
ぜひ皆さんも勇気を出して中国人の輪に入り、濃厚な交流体験をしてみてください。